卒業式

実は私、今日のこの卒業式に出ないつもりでした。

土曜日は、旦那は休みで私は仕事。
この学校は私立ゆえ、通常土曜日も登校日で、
保護者会や体育祭や学園祭‥、
保護者が参加する行事が殆ど土曜日だったため、
中学の時から旦那に行って貰ってた。
卒業式も、高校最後の行事とはいえ、
私的に一日全ての代行を見つけるのが困難で、
（つか、代行を探すのが面倒臭かったのが本音）
どうせ旦那が行ってくれるからビデオも観れるから、
　｢ママ、行かなくていいよね？！｣
　「ヤダ～～～何でよ～～～　絶対来てよねっ！！」
と、娘に怒られせがまれたので、
重いお尻をやっと持ち上げて、行ってきました。

卒業生入場から始まり、開式の辞、
そして国歌斉唱。。定番ですよね
さ、ほな、私も歌ってみるかのつもりで起立した途端、
ビシッと決まった一生懸命の生徒の歌声が講堂中に響いた。
正直、いろんな場で君が代を耳にしてきたけど
こんな立派な君が代を聴いたのは初めてでした。
びっくりしたと同時に、涙がポロポロこぼれた私。
その次の校歌斉唱も、まるで、合唱コンクールで
金賞をめざして、歌声で競ってるかのように
ソプラノとアルトがハモってて、素晴らしい歌声でした。

卒業式のために、先生方と生徒が一心となってるって
２曲の歌を聞いただけでわかりましたから

なのに、私はここに来るのも戸惑ってた。
そんな自分が恥ずかしくなり、娘に申し訳なかった。
こんな母親なのに、こんなに立派に成長した娘。
先生方やお友達のお陰だだと感謝の気持ちで一杯になり
またまた、涙がボロボロ・・・

賞状授与で、受け取った生徒は
「ありがとうございました」と大きな声で言ってた。
その立派な声にも込み上げるものがありましたね。。
中には涙で詰まらせて言葉になってない子もいた。
我が愛娘も、その中の一人。
それを見て、またまたボロボロ・・・

思い出と感謝の気持ちと未来への希望を
４人の生徒が感情込めて読み上げた
卒業生答辞を聞いて、またボロボロ･･･

教訓であった
『当たり前のことを、当たり前にやる！』
　まず、遅刻・欠席はしないこと！

おかげで娘は、６ヵ年皆勤賞を頂きました。
その感想をこう述べてます。
　『・・・・・中学入学した時｢お腹が痛くても学校に来ること！｣と言われた時、
　　｢何で？｣と思っていました。しかし、実際に毎日同じ時間に起き、
　同じ電車に乗り、遅刻せず学校に来ることで意味があるということが
　少しずつわかってきたのです。・・・・・
　風邪のため高熱で体が動かない時はお母さんが背中を押してくれ、
　お父さんに車で送ってもらったりもしました。・・・・・
　最初、皆勤を目指すということは、社会に出てから役立つために
　やってることだと思ってましたが、高校生の内から皆勤しようと
　することに意味があるのだと身をもって知りました。・・・・・
　６ヵ年皆勤したことを誇りとして、これからも頑張りたいと思います。』

これを読んで、またボロボロ･･･

　○ちゃん、貴女が娘でママは幸せです